◎筋肉の疲労による張り

たくさん使ったり負荷をかけたりなど筋肉が収縮することで痛みを伴うものです。筋肉痛などがこれにあたりますが、炎症を起こしている場合も多いのでアイシングやゆっくりと伸ばすストレッチの方がこの場合は効果的です。この張り方は休息を取れば回復し、超回復という原理で同じ運動や負荷ではダメージを負わないように強くなっていきます。強い負担や圧力がかかり続けるとより硬く、膨れ上がったようになることもあります。ちなみにこの超回復はマッサージでも同じ現象が起こり、強い圧力で筋肉をほぐし続けていると、どんどん固くなり同じ力では効かなくなってしまい、より強い刺激でないとほぐれた気がしなくなっていきます。実際は筋肉をほぐし血行を良くするためにはそれほど強い刺激は必要ではなく強ければよいというものではありません。場合によってはさするだけの方がはるかに血行を良くして筋肉の張りを緩和することができます。

強い刺激を続けると逆に筋肉を固くしてしまうこともあるので注意が必要です。