ダイエットをするということ

先ほど述べた通りダイエットとは食・食事療法を指します。食事の正しい食べ方や考え方を学ぶことによって結果的に身体は細くなっていく。これが一番正しいいわゆるダイエットです。つまり、食事の制限をするダイエットは全て基本的に間違った方法で、急激に体重を落とそうとするとほぼ間違いなくリバウンドをしてしまいます。これには科学的な根拠があり基本的に急激に体重が落ちた場合、脳は異常と感知して体重を戻そうとする働きが起こるのです。しかも以前と同じ量を食べても以前よりエネルギーを吸収しやすい体になってしまいます。さらに食事の量や糖質などの制限をしたり、ダイエットに効果的と言われる食べ物だけを食べ続ける等のダイエットは結果的に欠乏症や過剰症を招きます。必須栄養素が足りなくなったり、また、身体で作ることができない栄養素でも摂り過ぎてしまうと身体に異常をきたしてしまう場合もあります。

ビタミンを例にするとビタミンは全部で13種類あると言われていますが、これは脂溶性と水溶性の2つに分類され水溶性(B1・B2・B6・B12・C・ナイアシン・ビオチン・パントテン酸・葉酸)の場合は尿によって身体に排出されやすい特徴があるので毎日少しずつ摂取する必要があるのですが、脂溶性(A・D・E・K)の場合は油脂によって吸収されて体内に蓄積されやすく摂り過ぎると過剰症が出る場合があります。他にもダイエットには大敵と思われている脂肪でも必須脂肪酸と呼ばれる人体に欠かせないが食事によって摂取しなければならない栄養素が含まれていたり、必須アミノ酸という食事でしか摂取できないうえにバランスよくすべてを摂取しないと吸収を阻害してしまう栄養素などもあります。またこれらの栄養素は肥満解消には欠かせない栄養素(糖質代謝を促すビタミンB1やパントテン酸)(脂肪代謝を促すビタミンB2など)も多く含まれているので食事を制限してしまうということは栄養失調で一時的に脂肪を燃焼しエネルギーを消費することで減量することはできてもそもそもダイエットとは言えないやり方と言えます。長い目で見れば健康とは程遠い身体になってしまいます。

食事を摂り過ぎていて日に日に増加してしまっている場合は全体的に少しずつ減らすくらいでちょうどいいのです。ずっと同じ体重を維持している場合は食事自体の量はあまり気にせず食べ方やそして、先に述べたように歩くという運動を毎日の生活に加えていただければ摂取カロリーは同じでも消費カロリーが増すのでゆっくりと減量していくことができます。